電気メス VS コールドナイフ、違いがよく分からない?
一、電気メス vs コールドナイフ、子宮鏡手術方法の比較
子宮内膜ポリープは妊娠に影響する可能性があるため、子宮内膜ポリープが確認された場合、医師は通常、子宮鏡下ポリープ切除術をすすめます。
現在、子宮鏡下ポリープ切除には主に二つの方法があります。
従来の電気メスと、より新しいコールドナイフ技術、つまり TruClear システムです。
二、従来の電気メス子宮鏡
利点:
さまざまな病変に適用でき、有効な切開と止血が可能です。
電気メスは高温の熱エネルギーを発生させるため、病変を切除しながら同時に止血することができます。
広範囲の病変や、より複雑な病変に対して、電気メスはより良い止血効果と切除効果を発揮します。
欠点:
- 周囲組織への損傷:
高温が発生するため、周囲組織に熱損傷を起こす可能性があり、術後の子宮内膜癒着リスクが高まります。 - 麻酔リスク:
使用する子宮鏡の径が比較的大きいため麻酔が必要となり、術前準備も必要です。そのため、外来で来院当日にすぐ行う処置には適しておらず、麻酔による副作用のリスクもあります。 - 術後の不快感:
術後の痛みが比較的強く出ることがあり、回復にもより長い時間が必要になる場合があります。
三、コールドナイフ、TruClear、子宮鏡
利点:
- 低侵襲性:
コールドナイフは熱エネルギーを発生させないため、周囲組織への損傷を減らし、術後の子宮内膜癒着リスクを低下させます。妊活中の方や不妊治療中の方のニーズにより適しています。 - 麻酔不要:
使用する子宮鏡の径が小さく、多くの場合、外来で来院当日に処置が可能です。痛みが心配な場合は、術前に鎮痛薬を服用することもできます。 - 回復が早い:
手術時間は短く、約 5〜10 分です。術後は速やかに通常の生活へ戻ることができます。
四、コールドナイフ、TruClear、子宮鏡に適している方
- 妊活中、不妊症、将来的に妊娠を希望する女性:
子宮腔内癒着の可能性を減らし、熱エネルギーによる損傷を避けることで、手術後も子宮内膜の良好な状態を保ちやすくなります。 - 生活や仕事が忙しい女性:
追加の術前準備、麻酔、入院を必要としないことが多く、通常は非常に短時間で回復できます。当日から通常の生活に戻ることも可能です。 - 麻酔リスクが高い女性:
慢性疾患やその他の病気があり麻酔に適さない方、または手術麻酔によるアレルギーやその他のリスクを心配される方に適しています。
資料來源:
Bielorai, B., et al. 2016. Hysteroscopic myomectomy: A review of the literature. Current Opinion in Obstetrics and Gynecology.
Harris, L. A., et al. 2015. Outcomes of the TruClear™ hysteroscopic system for the resection of endometrial polyps: A multi-center study. Journal of Minimally Invasive Gynecology.
Baker, S. R., et al. 2016. Evaluation of the TruClear™ system for the treatment of endometrial polyps: A prospective cohort study. Journal of Obstetrics and Gynaecology.
Fowler, S., et al. 2018. Endometrial polyps: Diagnosis and management. Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism.
孕医は皆さまの願いが叶うことを心よりお祈りしています!

